2008/10/31
2008/10/30
桐箪笥職人+Design
日本のものづくりの真髄を呈する高みの舞台
釘を使わない「くさび」「柾目の微調整」の技術など、
和の伝統芸のすばらしさを再認識し、継承していくためにも
こんな逆輸入的な展示会も開催されています。
◆銘木の家具エキシビジョンはこちら
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2008/10/29
2008/10/28
ツキ板は遍在也。
西洋のツキ板の織物機。
秋の夜長に若人、二人が大阪弁のような英語を話しながら
織物をしているとてもピースフルな光景です。
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2008/10/27
家具職人(4)エンディング
技能五輪後の風景。
いかにして取り組んだか、
「振返り」の時間を持つことが更なる「志」に繋がる。
振返りを共有できれば進化の速度も速まる。
「人間万事塞翁が馬」と後で笑えるよう、その時々で起こった事柄や感情を昇華していきたい。
「塞翁」は中国北方の国境近くに住んでいた老人の意。その持ち馬がある日居なくなったと思うと、しばらくして駿馬を連れ帰った。息子は馬に乗って怪我をしたので、結局戦争に行かないで済んだ。
近所の人たちは、そのたびごとに塞翁に同情の意を表したり、喜びの言葉を述べたりしたが、老人は一向取り合わず、「福かならずしも福ならず、禍必ずしも禍ならず」と答えた故事に基づく。
何が幸せになり、何が不幸になるか前もって知ることができないことの例え話。(新明解国語辞典より)
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2008/10/26
家具職人(3)
技能五輪全国大会―家具部門
2日間に及ぶ技能コンテスト、前日の準備段階から中継
道具の調整に始まり、
師弟関係のコミュニケーション、
普段の心構え等が出品作品として浮き彫りになる工程を捉える。
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2008/10/25
家具職人(2)
「技能五輪全国大会―家具部門」を目前にシミュレーションを行う。
「技を競い合うこと」「他人を育てること」は自己研磨に繋がる。
ツキ板業界においては、技能を競い合う場や能力検定などの制度がないので、ちょっと羨ましい。
今は、ネット上でもオンデマンド方式で資格試験が受験できる時代、
資格ブームに便乗してさまざまな資格が登場している。
ツキ板業界も宝石鑑定士のようにツキ板銘木鑑定士などという称号で資格制度やディプロマがあればもっと情報を公開する機会が増え、認知度アップにもリンク!
..........するかもしれない。
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2008/10/24
日本の現場~家具職人(1)
ダイヤモンド貼りのツキ板化粧合板のドアが使用されています。
これからの日本を担う木工所で働く若者たちのドキュメンタリー。
8年間の修行期間を経て初めて「職人」に昇格するこの木工所。
「職人心得」
「技能五輪全国大会」
そのプロセスを垣間見る。
今まで安直に使ってきた「職人」ということば、改めて熟考させられるTV番組。
スペシャルとゼネラル、この二つを会得したものだけが真の職人へと昇格できる。
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2008/10/23
日本が誇るプロダクトデザイナー
宗理 meets ツキ板貼プライウッド
WHO'S WHO
柳宗理
白樺派の父・柳宗悦、当時の日本を代表するアルト歌手、母・兼子の三人兄弟の長男として生まれました。園芸研究家・柳宗民、美術史家・柳宗玄は実弟。
1934年、東京美術学校洋画科入学。
バウハウスにいた水谷武彦の講義でフランス人建築家ル・コルビュジェの「現代の装飾芸術」に感銘を受け、デザインに関心を持つようになる。
イームズのプライウッド 天童木工の乾三郎氏との出会い
戦後、イームズのプライウッド技術を目の当たりにした柳氏と、後に天童木工に入社する乾三郎氏との出会いが、、日本で一番有名な椅子といわれる「バタフライ・スツール」を誕生させたきっかけとなりました。
1957年、第11回ミラノ・トリエンナーレに招待出品、「バタフライ・スツール」が金賞受賞。その後は国際的プロダクトデザイナーとして「SORI」の愛称で活躍。
1981年紫綬褒章、2002年文化功労者を受賞。
売る側の論理ばかりが優先される消費社会を批判し、自分の眼力を信じて行動してきた柳氏。
※ 天童木工…山形県天童市で1949年に創業。
屈指の木工加工技術を誇る日本の老舗家具メーカー。
中でもプライウッドの曲げの技術や和の伝統美を象ったツキ板の象嵌細工を生かした家具などに関して有名。
世界からもその技術は注目され、柳宗理の他、剣持勇、長大作等、日本を代表する家具デザイナーの作品を多く発表、名作家具を生産している日本を代表する家具ブランド。
※ プライウッド(plywood)…合板(ベニヤ板)の上に天然木ツキ板を貼り加工した表面化粧材。安価で加工性、意匠性に優れる。加熱プレスして曲面に加工したものを成形合板、一般に曲げベニヤともいう。
2008/10/22
柳 宗理 バタフライスツール
日本のツキ板製品の「誉」 since1954
柳 宗理 Sori Yanagi
バタフライスツール ローズウッド
Butterfly Stool, Rosewood,1954
いわずもがな、日本のデザインチェアーの代表傑作。
日本の工業デザインの大御所である柳宗理が1954年にデザインしたバタフライスツール。ツキ板仕様ならでは可能なその曲げベニヤを生かしたデザインにより見る人に深い印象を与え、その名のごとく蝶々が羽を広げた様なフォルムをしていることから、世界でもこの名で知られています。
上写真掲載のローズウッドとメープルの2樹種展開。
同一の成形ツキ板化粧合板を2枚左右に組合せ、金属棒で連結するという非常にシンプルな構造をしています。
「伝統」と「モダン」を古代からある「日本の美」と「西洋の素材」を見事に融合させた柳宗理のデザインは、日本を代表するツキ板仕様の名作の1つとして天童木工より、今なお世界中に送り出されています。
小社スタッフ私物。
柳宗理公式サイト
バタフライツールの主な収蔵先。
ニューヨーク近代美術館Moma永久収蔵品。
ルーブル美術館
メトロポリタン美術館公式サイト
ピナコテーク・デア・モルデネ美術館
2008/10/21
6人のデザイナーがつくる「家具」
The sense of touch
優美なデザインがすっきりと心地よい。
飛騨の家具プロジェクトで6人のデザイナーが手がけた家具のコレクション。
思わず手を滑らしたくなるこのフォルム。
木ならではの艶やかさと滑らかさを引き出すデザインは、
目のつけどころ、落とし込みどころを捉えています。
◆突き板を使ったデザイン家具はこちら
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2008/10/20
突き板の表情「杢」
「木理」
ツキ板には柾目(単に「柾」という)、板目、杢(単に「ロータリー」という)があり、使用量が最も多いのは「柾目」である。
板目ではロータリー製品のような不規則な木目ではなく、スライサーによる木柄のシンプルなものの使用量がかなり多い。
これは流行にもよるが、優良資源の減少から、良質の柾目がとれる径級の太い原木が少なくなってきていることにも原因している。
タモ玉杢
ウォールナット杢
タモ杢
ロータリー(上画像)、玉杢などは意匠価値が高いものとして珍重されるが、複雑に繊維方向が入り組んでいるために加工上の難点が指摘される。
この他、寄木風に接着したものをスライスサー機で切削した集成ツキ板や、積層したツキ板をスライスした人工ツキ板などもある。
「柾」 ツキ板シェアNo,1
2008/10/19
内装材に関する書籍 interior surfaces
Look & Feel
プロジェクトが成功するか、否かは最終的に建物内のインテリアをみてどのように感じるかにかかっています。
材料、素材の知識と分類、処理方法、建設現場と設計図の詳細、施工写真などボリュームある実績データからできたテクニカル本。
インテリア素材の多様化が進み、現場人が抱える疑問に、著者が適切なノウハウを写真付で掲載し、解説しています。
また、各々の材料の専門家が素材に関する特性や実用知識を掲載した付属のテキスト付。
Breaking through to the third dimension in graphic design
日本ではかなりの遅れをとっている3D が世界のグラフィックデザインの現在の傾向を語っています。
ポスター、フライヤー、本、雑誌カバー、アニメーションなどのメディアを演出するデザイン書。
2008/10/18
ツキ板の起源 「マーケタリー」
Marquetarie
マーケタリーは紀元前3800年前ほどにエジプトのピラミッドで王の手回り品として発見されました。
ツキ板のオリジナルとも云われています。
天然木の色あいと風合いを生かし、木目を筆に乗せた絵の具のようにして描いた絵のことです。
ちょうどツキ板のはぎ合わせの絵画版といってもいいかもしれません。
地球上には約7万種類の木があり、材木として使われている木は約400種類あります。
ツキ板の樹種数よりもやや多い約120種類を使い、木の与えてくれる色、木目、光沢を生かし、絵画に仕立てたものです。
繊維質をもつ木目の魅力は、筆で描く絵画とはニュアンスが異なり、まるで小宇宙を思わせる程の幻想的な生命のサイクル模様と波動を放ちます。
一箇所の僅かな寸法ミスや歪みが全体に影響を及ぼすため、製作には、相当な技術と集中力が要されます。
見ようによっては曼荼羅のような、
万華鏡のような
そんな精緻で引き込まれそうなマーケタリーの世界をご高覧ください。
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2008/10/17
レゴの椅子
「レゴのブロック」のレゴの家具。
近場にも簡易家具、調度品対応用のブロックショップがあります。
好みのレイアウトで組み立てたり、コンパクト収納できる上、このデザインでツキ板仕様なら人柱度高し。
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2008/10/16
2008/10/15
1世紀の時代を超えて
変わることなく支持されているデザイン
1世紀の時代を経ても尚、 ラグジュアリーな新しさが漂うって仕掛け。 |
一瞥するとオブジェ |
近代的なオフィスビルのエントランスに相応しい「無駄のない」「クール」な面持ちで、「椅子たる椅子の才能」を秘めたをその椅子が、かのル・コルビュジェのスリングチェア、シェーズロングだと知ったのはその1年後。
「椅子は休息するためのもの」という言を残した彼のデザインした椅子は前述のイームズのラウンジチェアと肩を並べて世界中のインテリアSHOPで販売されている。
今となっては、どこにでも見られるコンクリート打ちっぱなしの建物も、今でこそ、どこにでも見られるシンプルモダンなデザインも、工業デザインのロジックも 実は彼が最初に提唱したものであったのをご存知だったでしょうか。
恐るべし、天才建築家ル・コルビュジェ。
生誕120周年を迎えた。
シェーズロングやスリングチェアはニューヨーク近代美術館がアート・デザインとして高い価値を認められパーマネントコレクションに指定されています。
上掲載写真。
2008/10/14
ル・コルビュジェと最後に辿りついた木の棲家
WHO'SWHO
Le Corbusier
生誕120年を迎えた天才建築家
1887年スイスで生まれ、イタリア、ウィーン、ベルリン、パリなど世界各地にその多彩な業績の軌跡残した20世紀最大の近代建築家。
フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に、「近代建築の三大巨匠」と呼ばれています。
近代建築、家具、絵画、著述、彫刻など、多肢に渡るフィールドでその才覚を発揮し、近代のレオナル・ド・ダヴィンチと称されるほどのマルチな才能をもつ巨星。
本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(Charles-Edouard Jeanneret)、ル・コルビュジエは「レスプリ・ヌーヴォー」の執筆をして以来のペンネーム。
建築家として、1914年、柱や梁に前衛的なアイディアと取り入れたドミノシステムを発表、1922年、従兄弟でパートナーであったピエール・ジャンヌレと建築事務所を構えました。窓の新構想ピロティ、屋上庭園、など近代建築の五つの要点をサヴォア邸でみごとに結実させました。その他、ロンシャン礼拝堂(下掲載写真)、ファレ邸、インドのチャンディーガル、クック邸など、数々の有名な功績を残しました。
日本では唯一、東京上野の「国立西洋美術館」の本館の基本設計を手掛けました。これは、ユネスコ世界遺産登録のため、フランス政府から正式に推薦される予定です。
「住宅は住むための機械である(machines 醇A habiter)」、「家具は道具」、「椅子は休息するためのもの」と提唱、1997年4月から発行されている10スイスフラン札には、彼の肖像と作品が描かれています。
「300万人のための現代都市」構想案を発表するなど、現代にも通ずる都市計画家として世界をリードしてきました。
コルビュジェとツキ板
彼の終の棲家となったのはフランス、カップマルタンの木でできた休暇小屋だった。19cmx4mの丸太を組み上げて出来た「8帖」の部屋には、究極の家具配置と彼がご両親の為に建てた「小さな家」同様、ヒューマンスケールによって計算された家だった。
日本の間で言えば「8帖」程の大きさであり、窓の位置、家具の位置、設備の位置は全て行動範囲を基準として決められている。壁は板貼りの仕上げ材とあるが、ツキ板貼りの化粧合板のことを指しているのではないでしょうか?
ニューヨーク近代美術館
2008/10/13
2008/10/12
建築家はなぜ黒い服を着ているのか?
建築家、デザイナー、設計士の集まるコンペティションで当時、まだ建築業界デビューしたてのマネージャーが私に問うた。
「なぜ建築家は黒い服を着ているのか?」
「色彩と心理」
全ての色を包み込む最強の色「黒」
色彩には人間の外側から内側に影響して、心や身体に変化を生じさせるという方向性と、
身に着けるものの色などのように、その人の心の奥底から湧き上がってくるような、心の変化に伴う色彩への欲求という二方向性がある。
色の性質(色知覚の三属性)の一つが関係し、明度の低い「黒」は「重さ」を感じる色である。
「重さを感じる黒」を身に着ける人はある意味、元気といえるかもしれない。
また、ブラックフォーマルなどのように「黒」は格式ばった色でもある。
自分を格上げしたいという欲求の表れかもしれない。
他にも「黒」にはいろんな論説があるが、
何色をもってきてもそれなりに「おさまる」というのがが一番の理由のような気がする。
(それなりに)「ちゃんとしてる」ように見えて、
何色をもってきても「コーディネート」できて、
要は「それなりに見えてしまう一番楽ちんな色」だから、というのが著名建築家ら面々の本音なのかもしれない。
2008/10/11
唐木譚~紫檀、黒檀、タガヤサン
「唐木」といえば
「シタン」、
「コクタン」、「タガヤサン」
というフレーズが口から漏れる。
唐木細工などに使われる高級材の話。
その昔、中国が唐に統治されていた時代、
「唐から来た木材」あるいは、「唐の工芸品に用いられている」という意味で、
「唐の木」、唐木と呼ばれ現在に至っている。
唐木商は取引上でシタンに加えて紅木、カリンまでを含む広義の意味に使ったり、さらに細かく分類したりとややこしい樹種名なのです。
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シタン、紫檀、
Kranghung [Cam],Payung [Th],Trac [Viet]
学名:Dalpergia cochinchinensis
科: (Leguminosae)
最もよく知られている熱帯アジアのローズウッド類の木材の代表格。
同じ属には、インディアンローズウッド、チンチャンなどがある。
分布・ 産地:タイからカンボジア、ベトナムなどのインドシナなど、
熱帯アジアの大陸のみ分布。
木材: 希少樹種。心材の色は赤褐色、濃褐色、黒色などで、一般的には、 これらが美しい縞模様になっている。
生材の時は、明るい色をしているが、大気中に長くさらされることで、
暗褐色に変色してくる。
辺材は淡い黄白色。重硬。肌目はやや粗い。木理は交錯する。
加工後の仕上がり面は滑らかで、光沢がある。
気乾比重:1.09
用途:いわゆる唐木細工に使われる高級材。プレミアムな銘木。美色の黒褐色と滑らかなテクスチャーで高級家具、キャビネット、内装用材、器具の柄などの他、高級指物などに古くから使われる。
唐木職人動画
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タガヤサン、鉄刀木
Beati [Ind],Jahar [Mly],Muong den [Viet],Angkahn[Cam],Kilet[Th],Mezali[My]
学名:Cassia siamea
科: マメ科(Leguminosae)
分布・産地: 熱帯アジアに広く分布。
木材: 心材の色は、濃褐色ないし黒褐色、加えて淡色の細かい縞が、 多数規則的にあるため、両者による濃淡の縞模様がはっきりした 木目を形成している。
辺材は、白色ないし淡いアイボリー。
肌目はやや粗い~粗い。木理は交錯する。
心材の耐久性は高く、加工や仕上がりも良い。
気乾比重: 0.69~0.83
用途: 床柱、高級家具、象嵌、木槌など。
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ムラサキタガヤサン
タガヤサンの中でも紫がかっているものを指す高級材。
産地:タイ、ミャンマー
用途: 家具、床柱などに使用される唐木銘木の代表的な樹種。
気乾比重:
紫がかった材色黒褐色のニュアンスが特徴である。詳しくはこちら
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ボンゴシ
用途:外部デッキ、木遊具
産地:アフリカ
木材: 無垢板の場合、。ムラサキタガヤサンの代用品でアフリカ材のボンゴシが使われる。
水に強いが、石灰分を樹種の内部に内包する性質があり、表面に石灰分が点在するのが大きな相違点である。
※左端に見える白い斑点は石灰跡。
タガヤサンは紫色がかった茶褐色~黒褐色だが、ボンゴシの材色は心材が濃赤褐色~紫掛った茶色。
参考:世界の木材200種 須藤彰司著
2008/10/10
イヌマキ、コウヤマキ、ホンマキ、マキ、槇 Umbrella-pine
高野マキの原生林
イヌマキ、コウヤマキ、ホンマキ、マキ.....
マキ(槇)
マキ科マキ属(podocarpus macrophyllus)常緑高木針葉樹
一科一属で隔離して広く分布
樹幹は直通ではあるが、末木の細り方が大きい。
樹皮は暗褐色で、浅く、縦製し、剥離しやすく、葉は互生した線状皮針形で、皮質である。
マキには雄と雌があり、雌は赤くて甘い実をつけ、食べられる。お花に利用されるのは、主に雌のほうである。
心材と辺材の差はほとんど無いが、心材は淡黄白色、辺材は白色で年輪はよく注意してみないと分からないほどはっきりしていない。
肌目は精で、木理は通直。気乾比重は0.48~0.54(平均値)で、針葉樹としてはやや重く、硬い材質といえる。
マキの特色は、硬くて保存性が高いことで、とくに白蟻に対する抵抗性が高い。
白蟻の害が多い沖縄や暖帯では貴重な建築用材となっている。
湿気に対する強さもヒノキやヒバに匹敵するといわれており、浴槽や桶などにも良く使われている。
また、潮風にも強いことから、海岸地帯にもよく見ることができる。
材の用途には、柱のほか、造作材、建具材、フローリングから浴室材まで幅広い。
去年よりブレイク中の野外用ポータブル本木浴槽も使われている。
注・・・オレンジのタイトルで始まるパラグラフは学術名の引用です。
ツキ板業界の取引名称とは異なります。
アベマリアみたいなネーミングの樹種 Umbrella-pine....
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2008/10/09
携帯電話に黒檀のツキ板の着せ替え
ユビキタス・グリーン
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