2009/02/06

「木目について」プロファイリング








木材の使用量が全体の内装の面積比23%程度という割合が最も感じが良いというデータがでました。
仲村匡司氏がサンプリングした実際の内装の木材使用量を表したデータは以下のとおり。

一戸建て   24.9%~42%
アパート   19.6%~21%
下宿生の部屋 6%~10%

又、木の「軸」使いと「面」使いでは「軸」使いの方が、木材使用量を過剰評価するという錯覚が起こる。
腰板やフロアーなどの面で木材を広範囲に利用するより、視線を区切るように「柱」や「梁」として木材を使様した方が、少量でも木材の存在感が目立つというもの。





木の軸使い







プロジェクターに映し出された「軸」使いと「面」使いの内装写真を目の前に、使用量が多いと感じるものに対して、来場者(ツキ板関係者)に挙手アンケートをとったが多くの人が錯覚に陥るというおもしろい事例。








参考:木を軸使いにしたブランドハウス、フランクロイドライトの設計
エクステリア・インテリアの両方に木の軸使いを施しています。
3代に亘って住まわれています。




昨年度の全国ツキ板展示会開催前日、木材に関するセミナーが開催され、講演者、仲村匡司(なかむら まさし)氏によるソフトウェアとしての木材、特に木目模様について検証した数々の事例を交えながらレクチャー頂きました内容を抜粋しました。






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こちらの3DCGは内装に使用された木材のイメージです。
上記セミナーで用いたデータとは関係ございません。