2010/11/18
秋の夜長にツキ板効果
過ぎゆく季節を愛でるのは日本人の特権...ツキ板の灯が恋しい季節です。
大阪狭山市にある蕎麦屋「藍」で催された
間の匠:水谷嘉信氏によるツキ板のあかり展「杢」の様子。
闇の中から立ち上るようなツキ板の灯りは、遠景、中景、近景と
庭の景色に奥行きをつけながら、内部空間にもさらなる広がりをつけ、
日中とは違った風情を垣間見せてくれます。
オーロラマニアの松浦 宏之氏による朗読会「オーロラと少女」
ホェールウォッチング&遊泳のエピソード等、物見沢山...
大きくとられた窓の向こうに広がるのは、夜空を借景に頭を垂れる草木たち。
葉隠れ、詫び寂び、粋...和の黄金律ともいえる陰翳美。
天川村の天川弁財天の能をイメージして作ったという中庭の舞台に、ツキ板の灯りがドラマチックな見せ場をつくります。
帯鋸目のどっしりとしたちゃぶ台で頂く 蕎麦屋 藍
建築設計:水谷嘉信建築設計事務所
十割蕎麦をはじめ、蕎麦豆腐、蕎麦ケーキ、など蕎麦のコース料理がメインのお店ながら、著名な音楽家やアーティストによる演奏会やワークショップなどのイベントも随時行っております。
蕎麦屋 藍
大阪狭山市大野台2-13-11
Tel 072-368-1982
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