2008/10/04

ビーチのツキ板象の像






Plywood Elephant,

1945






ビーチのツキ板でできた曲げベニヤの象のオブジェ.....
店頭で見つけたのはイタリアの「赤」を彷彿とさせる真紅の象はMade in Germany


design museum



ブナ(橅)
Fagus crenata


湿帯林の端麗な主木、ブナ

木材としてのブナは心材、辺材ともに白色から黄白色ないし淡い桃色をなし、しばしば、不斉円形の濃色の部分が見られることがあり、これを偽心材と呼んでいる。
偽心材には、何重もの縞があり、菊花の模様となることもある。

肌目は精で、年輪はあまりはっきりした材ではない。
散孔材で放射組織が広く、高いので、板目面ではゴマのような濃い色の点となり、柾目面では、とらふと呼ばれる帯状の模様となって表れる。
材は割合緻密で、平均気乾比重0.65と比較的重硬な木材であるが、切削などの加工もかなり容易で、強度や弾性的な性質もよく、表面仕上げも良好なことから、近年は、ツキ板用材としてよく使われている。
難点は、保存性が低いことで、伐採後の薬剤処理をしないと、変色や腐朽しやすいことがあり、乾燥によって狂いが出やすい樹種でもある。

ブナは曲げ材として使いやすい木で、その特性を生かして曲木家具にはよく使われ、ブナに替わる木はないと言われるほどである。
ダイニングやキッチン回りでみる銘木グッズはそのほとんどがブナでできている生活シーンで馴染み深い銘木。

主な用途は、曲木家具の他、脚つきの家具、合板、床材、器具材、枕木、漆器木地、玩具、靴木型、膳、魚船底、蒔炭材、日用品などと広範囲にわたっている。




















↑↑↑↑↑ブックマッチ(左右対称)のツキ板のはぎ合せをみるとこれまた「象」