1世紀の時代を経ても尚、 ラグジュアリーな新しさが漂うって仕掛け。 |
一瞥するとオブジェ |
近代的なオフィスビルのエントランスに相応しい「無駄のない」「クール」な面持ちで、「椅子たる椅子の才能」を秘めたをその椅子が、かのル・コルビュジェのスリングチェア、シェーズロングだと知ったのはその1年後。
「椅子は休息するためのもの」という言を残した彼のデザインした椅子は前述のイームズのラウンジチェアと肩を並べて世界中のインテリアSHOPで販売されている。
今となっては、どこにでも見られるコンクリート打ちっぱなしの建物も、今でこそ、どこにでも見られるシンプルモダンなデザインも、工業デザインのロジックも 実は彼が最初に提唱したものであったのをご存知だったでしょうか。
恐るべし、天才建築家ル・コルビュジェ。
生誕120周年を迎えた。
シェーズロングやスリングチェアはニューヨーク近代美術館がアート・デザインとして高い価値を認められパーマネントコレクションに指定されています。
上掲載写真。