2009/07/20

突板のワンコイン効果

未曾有の不景気の恩恵(?)を受け
小社社長も先月より、ようやくネットビジネスに興味を示すようになりました。


現在、商材集めとECサイト構築を進めております。

「EC市場の現状はどうなっているのか?」と経済産業省のサイトを覗いてみると「平成16年度電子商取引に関する実態・市場規模調査」として統計資料が発表されています。

下記ECサイトの調査カテゴリでは”消費者向け電子商取引(BtoC-EC)”となります。
下記調査によると、2004年のBtoC-EC市場規模は5兆6,430億円となり、2003年の4兆4,240億円に対し28%拡大となっています。


1998年の市場調査時点から比べると、EC市場規模は2004年には約87倍に成長しています。

2008年度の調査報告は見つかりませんでしたが、上記のような堅調な伸びを市場が見せているとすると10兆規模の市場になっていると思われます。

”巨大”規模な市場と痛感しました。

現在構築を進めているECサイトはヤフー等のショッピングモールに出店するのではなく、独自ドメインでやサブドメインで構築する予定です。
従来通り、宣伝広告費を使わない秘業で....
集客が大きな鍵を握っていると思われますが、この点についてはいわゆるSEMの手法が有効です。
これから一層Eコマース市場が活性化すると感じます。

ネットビジネスで9割以上のショップが赤字、もしくは利益が出ていないという実態報告を耳にしますが、小社のWEB諸経費はレンタルサーバー代・ドメイン代締めて月々500円のみ。

「オタク」の隠れ蓑をつけること9年間・・・日々是勉強。
そこへ満を持してやってきた大不景気のタイミング。
諸々の理由は挙げられますが、第一の理由として、一人で対処しきれないほどの反響を頂いたので、やむを得ず意図的にユーザビリティ、アクセシビリティを下げるという対処法をとらざるを得ませんでした;;
会社にインターネット環境は提供されておらず、強過ぎず弱からずで運営してきた小社のHPですが、内部事情をどこまで変革できるかで今後のWEBコンテンツにミラーリングさせようと考えています。


構築に関してはOSSである※1CMS、MovableTypeを使用します。
これがまた難しい!
販促効果の高いサイト構築を目指すなら、プログラマー脳、デザイナー脳の両方が要求される超ハイスペックなCMSですが、書ききれないほどの価値が有ります。
しかし、どれほど優れたソフト、或いはハードであろうと、※2コンピューターリテラシーがなければ宝の持ち腐れです。
コンピューターのみならず、人材であれ、商材であれコマをどのように扱えるかが、これからの社運を左右する鍵だと思います。


※1 CMS コンテンツマネジメントシステム  
Webサイトを構築するには、テキストや画像を作成するだけでなく、HTMLやCSSなどの言語でレイアウトや装飾を行ない、ページ間にハイパーリンクを設定するなどの作業も行なう必要がある。これらの要素を分離してデータベースに保存し、サイト構築をソフトウェアで自動的に行なうようにしたものがCMSである。(IT用語辞典より抜粋)


※2 コンピューターリテラシー 
コンピュータをはじめとするIT技術を使いこなす能力のこと。(IT用語辞典より抜粋)