2010/03/20

CONDE HOUSE STYLE 2010 SPRING


ダイゲン単板よりエコカー(自転車)で20数分、

心斎橋にあるカンディハウスにて....

  

新作概要や開発エピソード等を始めとするギャラリートークに始まり、「ケルン国際家具見本市」の出展エピソードを交えながら、これからの日本を見据えた家具づくりの在り方を諮りました。


デフレ潮流の中、家具を単なる消耗品でなく、ロングユースな"家財"としての誇りを取り戻せるよう修理・再生のレストアの体制を打ち立て、またこれが森が育つスピードに合わせた家具づくりの実現に繋がるという話でした。



'RETZEN'という名の椅子
成型技術で形づくられた背の曲面が体を包み込むゆったりとした座り心地。



日本の家具業界の存亡の機....!?

と、まことしやかに囁かれている昨今、



ともすると見過ごしてしまいそうなキメ細かな仕様や堅牢な構造性、
そこには日本が誇る”用の美”が沢山詰まった職人技/技芸が煌めいていました。


消費社会へのアンチテーゼが生まれる背景に於いて尚、

苦吟中の日本... 

パラダイムはいつ変わるのでしょうね...