2008/10/22

柳 宗理 バタフライスツール 
日本のツキ板製品の「誉」 since1954





柳 宗理 Sori Yanagi
バタフライスツール ローズウッド
Butterfly Stool, Rosewood,1954




いわずもがな、日本のデザインチェアーの代表傑作。
日本の工業デザインの大御所である柳宗理が1954年にデザインしたバタフライスツール。ツキ板仕様ならでは可能なその曲げベニヤを生かしたデザインにより見る人に深い印象を与え、その名のごとく蝶々が羽を広げた様なフォルムをしていることから、世界でもこの名で知られています。

上写真掲載のローズウッドとメープルの2樹種展開。

同一の成形ツキ板化粧合板を2枚左右に組合せ、金属棒で連結するという非常にシンプルな構造をしています。
「伝統」と「モダン」を古代からある「日本の美」と「西洋の素材」を見事に融合させた柳宗理のデザインは、日本を代表するツキ板仕様の名作の1つとして天童木工より、今なお世界中に送り出されています。


小社スタッフ私物。


柳宗理公式サイト


バタフライツールの主な収蔵先。


ニューヨーク近代美術館Moma永久収蔵品。
ルーブル美術館
メトロポリタン美術館公式サイト
ピナコテーク・デア・モルデネ美術館