Black walnut,American black walnut,Eastern black walnut
学名：Juglans nigra Juglandaceae
科：クルミ科
ブラックウォールナット、アメリカンブラックウォールナット、
イースタンブラックウォールナット
日本ではかつて、家具内装用にブラックウォールナットが大量に用いられ、ブームとなった時期があったが、現在も東西を問わず人気の樹種である。
伝統的な銘木の一つとして扱われ、知名度も高いことから、「○□△~ウォールナット」等として名前を借用した商品名の木材は多い。
分布・産地：一般的にツキ板用材として使われるウォールナットは北米の東部に分布している。
木材：心材はチョコレート色から赤紫、貝紫～暗貝紫で、色は一様ではない。
墨を流したようなぼかしの縞状の模様の材面が品良く美しい。
辺材はアイボリー色。辺材を染色して使うこともあるが、５、６年程前より、心材の茶と辺材のアイボリーのツートンを生かした貼り方もテナント仕様としてある。
肌目は粗く、木理はしばしば不規則になるので、これが化粧単板としての価値を高める。
粘り強く、加工は容易で衝撃に強く、製品の安定性も良好。
気乾比重： 0.62
用途：ツキ板として家具、キャビネット類に多く用いられる。
銃床、ピアノなどの楽器類。
ウォールナット柾
ウォールナット板目
参考：世界の木材200種 須藤彰司著
4 件のコメント:
原木はいつ見てもいいですね！
大きければ大きい程，なぜかわくわくしますね。。
以心伝心のコメントありがとうございます！
右横のサイドメニューにあるSPECIESから、
原木の写真を追加したところです。
○チーク
○ホワイトオーク
○ブナ・ビーチ
○米松・ダグラスファー
只今、原木続々入荷中です。
これからも随時アップしていきますので、木長～にお楽しみくださいませ。
沢山，原木の写真が増えましたね！
どれを見ても迫力まんてんですね．
これらを製材する時に，いちばん魅力を感じます．
それは，数十年〜数百年の間の気が遠くなるような時を経て成長してきた原木が，一瞬で時がワープする様な感覚を感じるからなのかもしれません．
木の過去の歴史が垣間見る瞬間です．
だから何故かわくわくするのかもしれませんね。。
ツキ板は，その中でも究極の代物ですよね．
ツキ板用材は最低でも樹齢２００年以上のものばかり。
中には製材中にピストルの弾がでてきたり、馬具の一部がでてきたり、例外処理が重なることも。。。
原木も立木の時には、銃で撃たれたり、風邪をひいたり、（木も風邪をひくらしいです...）色んなトラブルを乗り越えて生きしてこられたのだから、強靭な生命力ですね。
自然礼讃...合掌...
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